ayabeckのブログ

プログラミングの備忘録や仕事のノウハウ、日々考えたことなどを書いていきます。

新しいMacBookはメインマシンとしてどうなの?をまとめてみる

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サブマシンにはいいよ〜とかiPadライクで使うライトユーザにはオススメとか言われる新しいMacBook。メインマシンとして使っている人のレビューがまだ少ないようなので、しばらく使ってみた感想をお伝えします。

前提

既存環境

MacBook Air 13インチ Mid 2011

新環境

MacBook Retina 12インチ Early 2015 (Gold)

用途

  • プログラミング(Ruby on Rails をゆる〜く)
  • 動画閲覧(ニコニコ、YouTube、DMM)
  • 写真管理&加工(iPhoto, 写真.app)
  • Web見てブログ書いて
  • iTunesiPhone母艦&音楽再生
  • Kindle

多少プログラミングはしてもほぼライトユーザやないか〜い!と言われたら否定はできない。

感想

デザイン・パッケージング

こういうのを待ってました、というノートPCの理想形。ディスプレイサイズは13インチAir、大きさは11インチAir、重さは1Kg未満。

色は悩んだ末にゴールド。カッパーゴールドという感じで、キーボードのブラックも映える。「ゴールドは成金ちっくで無いわ〜」という人でないならば、断然オススメカラー。

ディスプレイ

待望のRetinaディスプレイ

iPhoneの時も思ったけど、新しい方だけを見ると「まぁ綺麗な気がする」としか思わないのに、古い方と見比べるともうRetina無しには戻れないという不思議。

文字がくっきり見やすいので目が疲れ難い気も。

新キーボード

賛否両論ある新キーボード。個人的には2秒で慣れた&気に入った。HHKからMacBook Air に移行した際の衝撃に比べたら大した差では無かった模様。

タイピングの仕方にもよるけど、爪が長いと打ちにくいと思われるのでその点注意。

新トラックパッド

そこかしこで褒めちぎられている通り凄いんだけど...とりあえず使い道が無い。「タップでクリック」設定派なので押し込むことが無いという。

とはいえ、機械的スイッチじゃなくなり環境設定でクリック感を調整できるので、現在クリック押し込みで指が疲れる〜という人には朗報かも。

処理性能

注目のCore M。一言でいうと「不満は無いけど感動もない」。

比較対象が4年落ちのMacBook Air てこともあるけど、使っていてレインボーさんが出ることなく前より快適。しかしSafariの描画があと0.5秒早かったらもっとサクサクなんだろうなぁ〜などは思ったり。このあたりクロックアップしたiMacMacBook Proなどを使う人には不満がありそう。

そして自分はほぼやらないけど、大規模コードのビルドや動画のエンコードなど継続的に負荷がかかる処理ではあからさまにCore M のデメリットが出る(処理時間が長くなる)ので要注意です。

放熱&ファンレス

Core M だからあまり熱くならないよ〜とか、意外に熱いとか諸説あるけれど...。分かりやすく言うなら、これまでのMacBook Airと同じ熱さ。ただ、ファンレスなので静かというだけ(いやそれが大事なのだけれど)。ニコニコ動画を見ればAirと同様に発熱するし、初夏の昼間に膝の上で使えば十分不快な熱さ(しっとり汗ばむ)。

バッテリー

半日は十分に持つ(5時間弱)けれど、1日持つかは使い方次第かと。

ニコ動で作業用BGM流しながら、IDE立ち上げてコード書いて、Railsサーバ起動したりVirtualBoxVM立ち上げても5時間程度は行けそう。外で利用する時はニコ動をiTunesにするとかでまだ延命の余地はあるかな。ニコ動30分でバッテリー10%消費な感じかな。

USB-Cが1つだけ

個人的にはココがとっても不満。何が不満ってポートが1つだけってことではなく、MagSafeが無いこと!Macの素敵さの30%はMagSafeだと信じる自分には厳しい現実。

日々の充電で「狙ってケーブルを挿す」という行為が発生するのは結構苦痛。ノートPCで側面のポートにケーブルを挿すのは、iPhoneにケーブルを挿すのとは訳が違う面倒くささ。

次期iPhoneのケーブルはUSB-Cになると信じて疑わ無いので、コンセントのアダプタ&ケーブルが1種類にまとまるその時まで自分を調教していく所存です。

Yosemite

かつて無いほど評判の悪いOS、Yosemite。 旧MacはMavericksのままにしてたけど、実際に使ってみると見た目はスッキリするし悪くない。見た目がスッキリする以外に特にメリットは感じないけど、悪くない。トラブルも特に発生せず。

結論

結局のところ満足度は?

概ね満足。気になって毎日「新しいMacBook」で検索しちゃうような人(ちょっと前の自分)は買っちゃっていいんじゃないかと。

個人的には新しいMacBookを見た瞬間、Airという選択肢は消えてしまったので、スペックの高いPro Retina 13 インチと悩むことに。最終的に携帯性>スペックとしたのは、これだけ携帯性が良いとライフスタイルが変わるんじゃないかな〜という期待から(具体的なアテは無い)。

オススメな人は?

独断と偏見でオススメする人は以下。

  • メインマシンとして考えていて、Core Mってとこだけが不安な人
  • メインマシンが既にあってサブノートに16万円出せる人

逆にオススメしない人は以下。

  • 現在のメインマシンがCPUモリモリな人
  • そもそものコンセプト(デザイン・パッケージング・携帯性)に惹かれない人

理由は、本当にCPUを心配する人(処理性能が生産性に直結する人)は、そもそもCore Mの時点で選択肢に入らないのではないかと。Core M で大丈夫かな〜と心配する(大丈夫だといいなぁと希望を持つ)人は、思ってるほど負荷の高いことはしてないんじゃないかと。

それでも踏ん切りがつかない人は、次バージョンが1年後に

  • USB-Cが2つ
  • バッテリーが+1時間
  • CPUは現状の1.3GHz相当くらい
  • 価格はドルベースで若干安く

で出ると想像(妄想)するので、それを待てばいいんじゃないかな。